鳥気まま日記

2007年3月5日（月）

池田晶子さん死去

昨日の朝刊で知りました。ショック。この方に対する喪失感は大きいです。芸能人、著名人の死に涙することは今まで一度もありませんでしたが、池田晶子さんの死去には涙。あまりにも若すぎるし、急すぎる。生と死と存在と宇宙の謎と不思議。もう新しい本は1冊も読めない…。あ、でも、去年の晩秋から亡くなる少し前まで連載していた分がまとめて出るかもしれない。池田さんの書いていたものがどのようにして自分に浸透していったのかはもう覚えていませんが、多分、週刊誌に連載されていた「考える日々」がきっかけだったかもしれません。かなり辛口で皮肉たっぷりだし、わかりにくい文章もあるから、好き嫌いが分かれるでしょうが、私にはいつも面白く痛快でした。本当に高潔で貴重な精神の持ち主でした。池田晶子さんがこの日本に生まれてきて文筆活動を行ってくれて、今はただ感謝あるのみです。

昨日はぴっぴちょんの通院日でした。体重は2週間前より2グラム増えて34グラムで、腫瘍も大きくなっていませんでした。ああ、良かった。先々週あたりから、例のドクターマックのペレットをぴっぴちょんとチャー君にあげています。とりあえず、ぴっぴちょんはわりと良く食べています。感心、感心。チャー君は微妙。奈々は前回のヨウム用ペレットのときに無反応だったので、相変わらずケイティのオーガニックです。

「ザ・ヨウム」の再校が終わりました。初校で終わりかと思っていたのですが、再校もありました。再校でも誤字や文章の言い回しなど、直すところはたくさん。まぁ、今回は病院リストやショップリストを掲載できて、嬉しいです。今訳しているセキセイ本は10年以上前の本なのに日本では十分に深い。。日本で売られているセキセイインコのみの飼育書は、一部を除いてとても古いし、内容も不十分なものばかりだ。私が小学生のころに読んでいたような本がいまだに売られているくらいだ。かえってオカメインコ関連の書籍の方が充実している。それにしても、誠文堂新光社は偉い！　出版業界では敬遠されている鳥関連の本を次々と出してくれる。しかも、ヨウムの本なんてよく出してくれたと思う。なんでだ？！